🌸厄除病気平癒祈願祭 光明稲荷神社 令和七年一月二十四日
皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 神職 髙野です。
令和七年一月二十四日、厄除病気平癒祈願祭を執り行わさせて戴きました。
この度のご依頼者様とは、長きに渡り信頼信用戴き
ワンちゃん達のセッションを始め、御家族様のセッション、
様々な神事、そして何より京都伏見稲荷大社よりご分霊を
戴き会社事務所にお祀りされる際、
当社が神棚奉斎の神事の御役を賜っております。
また、当社での鎮座奉祝祭や大祓式などの催事にも
ご参列いただいております。
その様に様々なお役を戴いておりますご依頼者様から
愛するワンちゃん達との日々も元気に過ごしたい、
お仕事もテキパキとこなしたい、けれども、
ここ数年、年齢的に身体が変わりつつある事もあってか、
体調がすぐれない日々を送られておられ、思う様に動けず
とてもお辛いとのこと。
そんな中、本厄となられる本年、その他に災いが
あってはと、ご心配になられ、この度、
大神様にご祈願されたいとの事で当社にて
厄除病気平癒祈願祭の御役を賜りました。
稲荷大神様のお使いの者として、ご不安を取り除くこと
のお手伝いをさせて戴けるお役を賜り
大変、光栄に存じます。
厄年、という年回りは禍が起こる不吉な年、というイメージが
皆様にとられましても、とても強いかと思います。
確かに、色んな意味で人生において大なり小なりの悪しき事が
起こったり、気の流れがおかしくなることもございます。
されど、そればかりではなく、心と身体のバランスを
崩しやすくなったりする、いわゆる、人生においての
転換期、身体が変化する時期でもあるのです。
ですから、色んな事に対して慎重に丁寧に生きること。
無理やり何か物事を起こしたりするのは控えるようにと
いにしえからの教えなのかもしれません。
いずれにせよ、単に現実的な事だけではなく、
霊的な動きも無きにしも非ず。
八十禍神による悪しき災い、禍事がないように
衣食住、生きとし生けるもの全てをお守り頂いて
くださる稲荷大神様の御力をお借りして
少しでも安心安全にこの厄の年を過ごせたら
何よりも安心でございますね。
さてこの度の神事、ご依頼者さまご参列いただきまして
当、光明稲荷神社にて執り行わさせて戴きました。
神前拝礼から始まり、神事は滞りなく進んでまいります。
修祓、大祓詞では、ご依頼者さまの心身の事を按じ
活力が戻られるように清め祓いいたしました。
祝詞奏上では、大神様の格別なる御力をお届けいただけますようにと
願いを込め書き上げた祝詞を思いを託しつつ奏上いたしました。
玉串奉奠は、大神様へ直々に、玉串の榊にご祈念される思いを込めて
奉ります。
ご依頼者さまの願いが大神様にお聞き届けいただき、
この厄年を何事も無く無事に過ごされ、そして今、お辛い身体の
状態が少しでも改善していかれることと存じます。