🌸令和六年一月十五日 光明稲荷神社 月次祭 「謙虚、正直な心」
皆さま、こんにちは。
光明稲荷神社 神職 髙野です。
本日は、令和六年一月十五日 光明稲荷神社
月次祭を執り行わさせて戴きました。
少し薄曇りではありますが、底冷えはなく
富士山は綺麗にお顔を出してくれました。
令和六年、一月早々に能登半島沖で起きた大きな地震。
沢山の方々、動物たちが被災されお亡くなりになられました。
今も未だ、行方が分からない方々、動物たちがたくさんいらっしゃいます。
避難所でも多くの方々が非難され不自由な日々が続いています。
一日も早く、平穏な日々、暮らしが戻ってまいりますように
大きな祈りを続けさせていただきます。
亡くなられた方々、動物たちのご冥福をお祈り申し上げます。
そのような中、本日の月次祭、何事も無く家族がそろって
平穏な時間を過ごさせて戴く事が出来ました。
普通の暮らし、いつも通りの朝が、こんなにもありがたいことかと。
大神様にご守護いただけることへの感謝の気持ちでいっぱいです。
しかしながら、いつどうなるか、分からない日々です。
日々、一瞬一瞬、生かさせて戴けていることに感謝し
成すべきことをしっかりと、
肝に銘じ、一生懸命に生きようと思います。
神事で「献燈」・けんとう、という「ろうそくに灯をともす」
所作があります。
当社は月次祭などでも、この献燈をさせて戴きます。
灯す順は、先ず、稲荷大神様、次に御眷属様です。
末廣様の燈明をおつけするとき、
「明るい、明るいの~」と嬉しそうにはしゃぐお声が
聞こえました。どうやら、御眷属神さまであられます
末廣様の更に下におられる御眷属さまなのでしょうか。
子供のようなお声でした。
素直なまっすぐな御心を感じました。
そのお声をお聞きして、私も嬉しくなりました。
嬉しい時、幸せに思った事には素直に喜び、
感謝する言葉をためらわずに伝える。
「素直な正直な心」の素晴らしさを
改めて感じました。
この度も、人として正しき道をいくこと
すなわち、神様の御意思に沿って
進む、随神の道を歩むことは
どういうことか、大神様から
大切な気づきを戴きました。
本日も感謝でいっぱいです。
誠にありがとうございます。
新しき年が始まり、さあ、一月も半ばです。
我が家の庭の梅の花が早々と咲き始めました!!!
元気に前に進んで参りましょう。
笑う門には福来る!!