🌸 2011年11月22日 伏見稲荷大社さま参拝
11月21日の夜に車で自宅を出発。明朝一時過ぎに
二時間半ほどかけて伏見稲荷さまに上がりました。
毎月、月参りをさせて戴いておりましたが、
私事や仕事で中々、上がれずに夏以来の参拝です。
今までの日々、無事に過ごさせて戴いている
感謝のお礼と今後も引き続き、
ご守護賜りますように祈願してまいりました。
京都は関東よりも夏は暑さが厳しく、冬は寒いです。
この時期、少し平年よりは温かいかなと思いましたが、やはり、京都。
ちょっと肌寒かったです。
けれども、この時間は全く参拝の方がいらっしゃらないので
ゆっくりと神様と向き合わせていただく事ができます。
静かな静寂の中、本殿で宇迦之御魂大神さまを始め他四柱の神々さまに参拝し、
ご眷属さまの命婦尊女神様に参拝。
そのまま千本鳥居をくぐり抜けて
奥社の白狐社で参拝。それから稲荷山に登り、
山の頂上、一の峰にご鎮座されていらっしゃる
末廣大神様に参拝しました。
稲荷山を上がり参拝することを「お山する」といいます。
本来ならば、お山にご鎮座する全ての神々さまにご挨拶をするのが最良なのですが、
全て参拝するとなると二時間足らずの時間では到底足りません。
ですので、特に私の崇敬する神様にだけ参拝し御神饌をお上げして祝詞を奏上させて戴き、
他の神様たちには揖・(ゆう)という軽いおじぎをし
日々、無事である感謝のお礼としてご挨拶しながら上がって行きます。
さすがに一睡もせずに上がりますので参拝後はクタクタになりますが、
その後は不思議と疲れが残らず、心身エネルギーが満ちて自身の軸が取れて来るのです。
稲荷山をお山することは私にとって心身をリセット出来る大切な時間です。
私の場合、生業でこの世とあの世を繋ぐお仕事をさせて戴いておりますので
いつもどちらかに偏らないように日々、注意して調整しているのですが、
生業が立て込んでくると少しずつ軸が取れないようになって来てしまい
どちらかの世界に重点が来てしまうような状況になります。
そんな時には、必ず中道の位置に私がいつもいられるよう、
正道からズレてしまったら神様にいつも正して戴いております。
途中、猫ちゃんがご飯をねだって私たちが階段を上がるのを上から催促にまいりました。
まだ小さな可愛い子供です。
手元には神様のお下がりの鰹節とさきイカがありましたので分けて上げました。
もっと、上げられたら良かったのですが何分、その用意もなかったので仕方ありません・・・。
せめて、今日の朝ご飯の一回分として食いつなぐ事が出来れば・・・。
少ない量でしたがおいしそうに食べてくれました。
次回は猫ちゃん用のご飯を少し持って行くことにしましょう。
「餌をやらないでください」との張り紙が貼ってあるので、怒られそうですが。。。。(苦笑)
私が節度を守ってご飯をあげないと、猫ちゃん達も肩身の狭い思いをします。
ですので、もちろん皆様の迷惑とならないようにきちんと食べカスは残さないようにしますのでご安心を。
さて、今年も後、一カ月と少しを残すだけとなりました。
皆様が日々、無事に過ごす事ができますよう切に願っております。