🌸月次祭 令和四年十一月一日 光明稲荷神社「四季の国、日本。祭りの大切さとは」
皆さま、こんにちは。 光明稲荷神社 神職 髙野みどりです。
今日は、令和四年十一月一日 月次祭
ささやかながら、執り行わさせて戴きました。
早いもので11月となりました。
朝晩と少し冷えてはまいりましたが、日中は日差しも暑く
紅葉はこれからでしょうか。
日本は四季がある国。 四季折々で楽しみがございますね。
昨今は、温暖化の影響で微妙に季節の変わり目が
分かりにくくなって来ている感がございます。
日々、温暖化を遅らせられればと非力ではありますが
努力しつつ、大事が起きないようにと願う次第です。
神道においても、四季折々の祭りは欠かせません。
なにより、十一月は、実りの時期、大切な月。
新嘗祭を始め、年末にかけての準備となる沢山の神事祭礼もございますね.
私たち、日本人は古来から日々の生活の中に祭り事は欠かせませんでした。
田畑を耕し、作物を植え収穫する。海や川に出て漁をする。
山に入り、木々を切り、山の生き物の尊き命を戴く。
私たちが生きるための命をつなげていくために、自然の実りから
尊い命を戴くこと。
自然に感謝し、また、穏やかに実りが迎えられるようにとの
願いを込めます。
祭りをすることは、決して特別な事ではありません。
現代の様に、単なるイベント、単なる義務的に決められた行事、
などではないのです。
自然と共に私たちが生かさせて戴いている感謝と畏敬の心から
根付いている日本古来からの大切な習わし、なのです。
どんなに経済が発展し便利で進んだ社会になろうとも、
この日本人古来から持つ、自然に対する感謝と
神々に対する畏敬の心を忘れないようにしていく、
少しでもそういう人々が無くならない事を願っております。
さあ、11月です。
今年も後、残り2か月となりましたね。
寒暖差に気を付けて元気に参りましょう!!
「笑う門には福来る!!」 (*^▽^*)