🌸令和四年六月十五日 月次祭 光明稲荷神社 「存在する全ての命の大切さ」
皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 神職 髙野みどりです。
本日は、令和四年六月十五日です。
光明稲荷神社 月次祭 執り行わさせていただきました。
神事は、必ず大神様に神事開始をご報告して、修祓(しゅばつ)をして
神事を進めさせていただきます。
神道の神髄は「清め祓い」なのです。
心も体も清らかな状態に戻してから大神様に向かわせていだきます。
いつもながら、修祓は身も心も引き締まり、清々しい気持ちになります。
皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 神職 髙野みどりです。
本日は、令和四年六月十五日です。
光明稲荷神社 月次祭 執り行わさせていただきました。
小さな生き物たちにも元気な季節を生きるエネルギーを感じます。
日本は四季があり、こんなささやかな自然の生きる姿を見ると本当に幸せを感じます。
本日の月次祭にも、初物で季節を感じられるものを少しずつ上げさせていだきました。
作物の実り、大神様に感謝です!!
本日の月次祭にも磐笛を吹奏させていだきました。
音色は、吹く都度に違い、一度として同じ音色はできません。
ピーっと高い音だったり、中音域の音、低い静かな音。
或いは、全く、音が出ない時もあります。
いつも同じくして吹くのですが、不思議ですが、
まさに、「是、自然のものなり」「自然神の息吹」という感があります。
さて、本日の磐笛も、いつもと違う感じがありました。
ささやかな音のみが鳴り響くのみでした。
普通の方がこの磐笛の音を聞いたら「音、出てないんじゃない?」という感じでした。
その時に、大神様からのお言葉が飛んでまいりました。
「命」
えっ?? 「命」
すると、大神様が説明を付けてくださいました。
「存在する全ての命の大切さ」
大神様から大切なことを私にお伝えくださるときには、
多くを語られません。
あとは、みどり、そなたが考え体得せよ、と。
「存在する全ての命の大切さ」
命に大きい小さいは関係ない。
この世に存在する命あるもの全てが尊い。
今、殺伐とした世の中。
人が人を殺め、騙し、奈落の底に落とすことが横行する世。
けれど、人類は太古から、同じ過ちを繰り返しています。
私は、虫や植物、全てに至るまでの全ての存在の声を聴くことが出来ます。
彼らからの声は、繰り返される日々、そのものの一生を一生懸命に純粋に生きる声です。
生き物は次の世代に自分たちの子孫を残そうと、一生懸命に生き
役割が終えると、次の世代にバトンタッチしてこの世を去り
そして、再び宇宙のサイクルの中に戻り、次の世に向かいます。
魂に終わりはないのです。
もちろん、宇宙のルールに反する、つまり神仏のルールに反することであれば
魂は消えてしまいますが、そのようなことが起こるとしたら、人の魂くらいでしょう。
この世に降ろされた命には、全て役割があります。
大きな生き物、小さな生き物、全てに。
一つとして、この世に必要ないものはありません。
全てが尊い。
いつも頭では分かっていること。
「存在する全ての命の大切さ」
改めて、なぜ、本日の月次祭で大神様が私に伝えてくださったのか。。。
まだ、謎は解けませんが、、、
今日、大神様から戴いたお言葉、「命」
命の大切さ、という事を深く受け止め、
随神の道を歩ませて戴いている今生で、
私は何をすべきかを自身に改めて問いていこうと思いました。
皆さまは、本日の月次祭では、いかがお感じになられましたでしょうか。。。
さあ、六月も後半。
いよいよ、本年度上半期最後の月、後半です!!
今月末には夏越大祓式を斎行させていただきます。
大神様の元気パワーによって、
皆さまの本年度前半に枯れて疲れた気を清め祓い、
本年度後半を元気に無事に過ごせますようにご祈念させていただきます。
さあ、梅雨の季節。体調管理万全に。
益々、元気に参りましょう!!!