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2024-10-04

🌸光明稲荷神社 御鎮座十四年奉祝祭併報賽祭 令和六年十月三日「稲荷大神様とのご神縁に感謝」

皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 神職 髙野です。

令和六年十月三日、光明稲荷神社 御鎮座十四年奉祝祭併報賽祭

斎行させて戴きました。


当社は、平成二十二年十月三日に京都伏見稲荷大社より分霊を

戴き、ご奉斎させて戴いて居ります。

他の歴史由緒ある神社様とは比べ物にならない程の

ささやかな、本当に小さな新しい神社ではございますが、

稲荷大神様の廣き厚き御守護を賜り、

多くの崇敬者皆さまに愛され支えられて

今年、目出度くも十四年目を迎えさせていただくことが出来ました。

誠にありがとうございます。


この度の御祭りに皆様より温かなお祝いの品々、お玉串料

を戴きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

誠にありがとうございます。

  • 御祝品、玉串料ご奉納

藤井様

  • お祝品ご奉納 (順不同)

渡邊様、和田様、袖山様、井出様、大久保様

  • 玉串料ご奉納 (順不同)

中嶋様、小山様、塚本様

 

今日は、奉祝と感謝の御祭りです。

賑やかにもあでやかなエネルギーで一杯です。


と申しますのも、わたくしが御祭り開始のご報告で

大神様にご降臨いただく際、「警蹕(けいひつ)」

という声を出して大神様をお呼びします。

「大神様、どうかご降臨くださいませ」と。


そう念じて、声を出してお呼びしましたところ、

金色と申しましょうか、キラキラとした金粉が舞う

この世のものではない大きな輪がご神殿を包みました。

にっこりと、お顔は観えませんが微笑まれていらっしゃる

エネルギーを感じました!!

「!?」

「稲荷大神様、伏見稲荷大社主祭神であられる

宇迦之御魂大神様にお越しいただけた!!」

いつもお出ましになられるエネルギーです。

まちがいなく、畏れ多くも宇迦之御魂大神様であられました。

本当にほんとうに、幸せなエネルギーに包まれました。

嬉しさで一杯となりました。

稲荷大神様、今年で十四年となります。

今まで御神徳を賜り、私どもを始め、御縁深き方々、

生きとし生けるもの達、全てをご守護くださいまして

誠にありがとうございます!!

 

 


祝詞を奏上する中、今まで生かさせて戴いた日々が、

走馬灯のように浮かびました。

ほんとうに色んな事がありました。

何も分からない世界の扉を勇気を以て開き、

ずっとずっと、とにかく、真っすぐに走り続けてまいりました。

こうして、今の私どもがあるのは、稲荷大神様のご加護に依る事と

本当に感謝しかございません。

涙があふれ出るのを堪えながら感無量でした。

 

この度は、宇迦之御魂大神様ほか、沢山の神々様がお出ましになられ

より畏れ多くも尊きお言葉を賜りました。

通常、滅多にお出ましになられない宇迦之御魂大神様でございます。

この度は、わたくし共の鎮座奉祝祭報賽祭にお出ましいただき

誠に畏れ多くもありがたき事と感謝でいっぱいになりました。

 


大神様がお出ましの後、綺麗な鈴の音が聞こえてまいりました。

社の後ろから沢山の神々、これはお使いの

神々様でしょうか?御眷属様でしょうか?

楽しそうに賑やかにお出ましになられました。

そして、大神様の元でお役をさせて戴いております

我が家の亡き愛猫たちがたくさん、後から後から

ついて出て参りました。

わたしくしどもよりも遥か彼方、遠く尊い世界で

最愛なる我が子たち。

皆が元気で大神様のお役をさせて戴いている姿。

嬉しく誇りに思います。

 

宇迦之御魂大神様ほか四柱の稲荷大神様のお出ましで

緊張と喜びの中、式は進ませていただきました。

 




神事は無事に終了し、直会としてイナリダイジの

「稲荷大神讃歌」と「五柱の稲荷大神」の歌をアカペラで

奉唱させて戴きました。

まだ、完成段階ではないため、大神様にひとまずは、

制作進行状況をお伝えするために直会という事でご披露させて戴きました。

そうしましたら、なんと、畏れ多くも宇迦之御魂大神様からイナリダイジに

名指しで、お言葉を戴きました!!

「みどりよ、彰に申し伝えよ。真っ直ぐに進むが良い。

その先に我らが待つ」と直々に宇迦之御魂大神様より

イナリダイジへの素晴らしいお言葉でした。

とても言葉に表せないほど、身に余るほどありがたきお言葉。

内容は、大神讃歌など、大神様のために作る楽曲に関する事かと思います。

大神様、楽曲をとてもお気に召していらっしゃるご様子で

ご期待されていらっしゃることかと思います。

今までも、ずっとイナリダイジを子供の成長を見守るように

優しく温かく時に厳しく見守っていたくださっておりました。

イナリダイジ、感謝でいっぱいでした。

まだまだ、この先、誠を以て、人として、音楽家としても

頑張って精進することを観ておられます。

楽曲が完成いたしましたら、神事の中で「奉納歌」として

奉唱させて戴きます。

これから楽曲の方は本格的なアレンジなど入れ込み作業に入ります。

いよいよ、イナリダイジの才能発揮です!! (≧▽≦)

お披露目できるその日を楽しみにしております。

イナリダイジ、がんばってください!!


稲荷大神様とのご神縁。

思い起こせば、イナリダイジは前世からのご縁ですが

神仏様の事にはどちらかというと、頓着なかった日々。

稲荷大神様がずっと、お待ちくださっていること等

本人は気付く由もありません。

イナリダイジの現世においては、稲荷大神様は後にも先にも

初めてご奉斎させて戴く神様となりました。

 

私どもが初めて稲荷大神様にご神縁を戴きましたのは、

20数年前になりましょうか。

京都伏見稲荷大社に家庭祭祀としての分け御霊を戴く為、

初めて上がらせて戴きました。

伏見稲荷大社に到着した時、ものすごい大きな

大鳥居が目の前に入りました。


その時です。一度も来たことがない場所なのに何故か涙が溢れたのです。

それまで、鎮守の神様のお祭りに参加するくらいで

神社に正式参拝などしたことがなった私たち。

あの時の感動は今でも忘れません。

嬉しさ、懐かしさ、喜び、幸福感に包まれたあの瞬間。

離れていた母に再会したかの様な懐かしさと温かさを感じました。

そして、「ああ、やっと帰ってこれた」そう、思ったのです。

何故にあのような感覚になったのか。

その時はとても不思議に思いましたが、

今思い返すと、長きに渡り、これは今生、前世に渡り

わたしどもをずっと、畏れ多くも稲荷大神様が

お待ちくださっていたのだと。

それから、この様な未熟な私たちを

稲荷大神様はずっとご守護いただいてくださいました。

そして、わたしどもの今があります。

感謝でいっぱいになりました。


それから、わたしどもは未熟ながらも

稲荷大神様のお使いの者として、神様の御力を戴き

生きとし生けるもの全ての為に尽くすお役を戴く

ことをお許しいただき今日に至っております。

これからも日々、精進努力を怠らず誠の心で

稲荷大神様のお使いとして歩んでまいりたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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