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2023-12-15

🌸令和五年十二月十五日 光明稲荷神社 月次祭 「大神様のお下がりを戴く事」

皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 神職

髙野です。

令和五年十二月十五日、

昨夜からの雨がしとしと降る朝。

光明稲荷神社 月次祭を執り行わさせて戴きました。


皆さまから私どもに心温まるを

お送り戴きましたお歳暮のお品の数々。

先ずは、本日の月次祭にて大神様にご報告と共に

お上げさせて戴きました。

皆さま、いつもお心遣いありがとうございます。

 


 

このように、私どもは戴きました皆様からのお品は

特別な時に限らず、先ず、大神様にどなたからの

お品かをご報告しご奉納いたします。

そして、その後に大神様が食されたりしたものを

お下げして有難くおいしく戴きます。

もちろん、食品でないものもお上げいたします。

そして大神様にご確認いただき大神様に手に取って頂くのです。

その後に使わせて戴いたり身につけたり致します。

 

感謝と共に大神様の召し上がったもの、

お付けいただいたものを私どもが戴くこと。

これは、「大神様のお下がりを戴くこと」

つまり「神人一体」となれる「直会(なおらい)」

と同じような意味合いとなります。

このような「神人一体」となる祭事で

「大嘗祭」という大きな神事がございますね。

神様に新穀とともに数々のご神饌を一緒に戴く神事です。

ここまで大げさではありませんが(笑)


私は子供の頃から朝起きて顔を洗い歯磨きをして

一番にすること。

それは、神様、仏様にお水やご飯をお上げする。

それから、自分たちの朝ごはん。

という生活を亡き祖母の姿を見て学びました。

 

なので、これが、今も自然とできているのかもしれません。

「お腹すいてるから時間が無いから先ずは自分のこと!!」

ギリギリまで寝ていて朝、時間が無くなったのは

自分の都合ですものね。(笑)

自分自身が今、存在出来ているのは、

神様仏様の見えない御力のお陰、

御先祖様のお陰と自然に身に入っていました。

幼い頃から母がいなかった私には本当に心の支えでした。

感謝と共に生きることは神様仏様、

御先祖様に繋がっていること。

「大丈夫」

大人になってから今も心の支えです。


さあ、十二月も後半ですね~!! (≧▽≦)

今年も、あともう少しです。悔いのないように

日々を、一瞬一瞬を精一杯、生きましょう。

笑う門には福来る!!!

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