🌸 車清祓安全祈願祭 光明稲荷神社 令和五年十一月十八日
皆さま、こんにちは。
光明稲荷神社 神職 髙野です。
令和五年十一月十八日
車清祓安全祈願祭を執り行わさせて戴きました。
ご依頼者様とは長きに渡り信頼信用戴きまして
ご家族様、又、大切なワンちゃんのセッション
のお役をさせて戴いております。
この度も新しいお車を購入されたとのことで
当社に清祓安全祈願神事のご依頼を戴きました。
誠に光栄に存じます。
神事は、神前拝礼から順に式次第に沿って
滞りなく進めさせて戴きました。
神道では必ず祭り(神事)を開始させて戴くに際し、
「修祓」(しゅばつ)を致します。
まずは、神職が祓え案に向かいます。
切火で清めた大麻に向かい祓詞を奏上し自祓い。
そして神饌、玉串、参列者様の順で
大麻(おおぬさ)、塩湯(えんとう)で身も心も清め祓いを
して初めて祭り事を開始させて戴きます。
当社は大神様にご降臨戴く前には必ず、
「鎮魂」(たましずめ)をさせて戴きます。
これは、神職の御霊を始め、神様の御前、
聖域である神殿内外も悪しきものなく
清らかな場となります事と共に
神職は誠心誠意、清らかな心を以て、
真摯に神事をご奉仕させて戴きます事を
大神様に誓い、滞りなく神事が
出来ますように、願いをお聞き届けいただけるようにと
祈ります。
このように清め祓われたのち、初めて大神様にご降臨いただけます。
清らかな神殿内の中、大祓詞を奏上します。
大神様の御心に沿うように誓い、なお一層に神職の身も心も清まって
祝詞を奏上させて戴きます。
大神様に日々のご守護の感謝と共にこの度の御祈願を申し上げ
大神様にお聞き届けいただきますようにと切に祈ります。
また、何か悪しきことあらば正しき道に直していただけるように
お導きを戴きます。
この度も、大神様から車の運転の仕方、車の動き方に癖で
注意する点と特に祓い清めが必要な箇所と幾つかのご指示がありました。
さて、いよいよ、大御神様の斎庭(ゆにわ)、外に出まして
車内外の清め祓いをさせて戴きます。
念入りに観させていただきます。
大神さまからお言葉を戴きつつ、霊視をしていきます。
なるほど。大神様のお言葉に納得しつつ、ご依頼者様に
「前に、こんなことがあったのでは?」とその時の
車の動き方と危なかった状況をお伝えしましたところ、
やはり、危うく大きな事故となるような出来事があったそうでした。
けれども、神々の御守護を戴き無事だったとのこと。
ご友人様にお話しをしたところ、「大事故にならなかったことが
信じられない」と皆さん、ビックりされたそうです。
大神様のご守護があられたと私は密やかに実感。
改めて大神様に感謝を申し上げました。
今後の注意点も幾つかありましたのでお伝えいたしました。
その点についても、ご依頼者様はご納得されておられました。
車の持つエネルギーを感じ取り、個性を観ました。
運転する前に気を付ける点などをしっかりと
観させて戴きました。
車は機械ですが、単なる性能という事ではなく
皆、個性、性格を持っています。
信じられない方もいらっしゃるかと思いますが
単なる機械と思わずに声を掛けてあげることは
とても大事です。
きっと、運転する方の気持に答えてくれるはずですよ。
大神様に玉串奉奠です。
皆様が大神様と繋がらせて戴き、尊きご守護をいただけますように。
無事に神前拝礼にて、この度の車清祓安全祈願祭
滞りなく終了させて戴きました。
誠にありがとうございました。
大神様にご奉納させて戴きました御神饌は、
神事終了後に皆様にお渡ししてお持ち帰りいただいております。
これは、「直会」(なおらい)という事で神様が召し上がったものを
食する事。すなわち、「神人一体」となることで益々、大神様の
御力を戴き、ご守護を賜ることができるのです。
この直会を以て、初めて祭り事である神事が終了するのです。
ご依頼者さま、これからも大神様のご守護の元、
楽しいドライブとなりますように。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。