🌸抜穂祭 光明稲荷神社 令和五年十月八日
皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 神職 髙野です。
令和五年十月八日 光明稲荷神社 抜穂祭
斎行させて戴きました。
まずは、神殿にて稲荷大神様に抜穂祭をさせていただきました。
通常は稲刈りする田の前にて神事をさせて戴きますが
天候の事を懸念して先ずは神前にて実りの感謝と共に
稲刈りのご報告の神事をさせて戴きました。
当社は、稲魂、五穀豊穣の神であられます
稲荷大神様をご奉斎しております。
特に稲に関する一連の神事は稲荷大神様に
かかわりの深いものでございますが
稲荷大神様に限らず、米をつくる稲作は天照大御神様始め、
神々の主たる大切なお仕事。
まさに、「神様のお仕事」「神業(かむわざ)」なのです。
ですからこの田んぼの作業は全て、大祓詞にも
書かれておりますように「神様のお仕事の
お手伝いをさせていただいている」
「神様のご神意に沿ったこと」という
とても大事なことなのです。
田んぼの作業は、神の業(かみのわざ)つまり、
神様のお役、お仕事。
誠に畏れ多くも有難きことでございます。
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六月に無農薬栽培のれんげ田に稲の苗を植えてから
早、十月。いよいよ、稲刈りの時期となりました。
薄曇りではございましたが、崇敬者様の皆さまに
ご参加いただきましていよいよ開始です。
無事に抜穂斎田清め祓い神事、
稲を刈り取り、稲干し作業までさせて戴きます。
今までは、当方とイナリダイジが一日夕刻まで
かかっていた作業があっという間に終了できました。
御参加ご協力いただきました皆さま、
お忙しい中、遠方よりお越しくださいまして
誠にありがとうございました。
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神職 髙野が田に向かい、斎田清祓い神事です。
稲がたわわに実った感謝と共に稲刈りをさせて戴く
ご報告をさせて戴きました折、田の一面に美しい
真っ白な鳥が沢山、舞い降り、飛び立つ姿が
パーッと現れました。
一面が真っ白な鳥で埋め尽くされ、パーッと舞い上がり
踊り天に昇る様なさまは、この世のものとはかけ離れておりました。
あまりの美しい光景に我を忘れてしまう程でした。
まさに、稲の精霊たちが白い鳥に姿を変えているようでした。
この様な美しい情景は、今まで初めてでした。
きっと、大神様が今日の稲刈りを心待ちにされておられたのだと、
実感いたしました。
誠に有難きことと、改めて感謝でいっぱいになりました。
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いよいよ、抜穂ノ儀です。
ご参加の皆さまに初めて斎田に入っていただき、初穂を刈り取り
この稲を稲荷大神様に初穂としてご奉納。
新嘗祭では、この新米を脱穀してご奉納させて戴きます。
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さあ、いよいよ、稲刈り開始です!!
皆さまは生まれて初めての体験です!!
この無農薬栽培の田をお貸しくださっている農家の方の
ご指導を受けながら、初挑戦です。
期待と不安の中ではありますが、
皆さま、がんばってくださいね~!!! (*^-^*)
大空の下、稲刈り、とっても気持ちいいです!!
無心になって皆さま、サクサク、刈取っていきます。
お~!!! 農家さんのご指導の下、4名+イナリダイジ+
少しだけ髙野みどりの手により(笑)
無事に稲を刈り取り、干すことができました!!
素晴らしい早さでした!!
ごくろうさまでした!!!
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早速、初穂を大事に持ち帰り、稲荷大神様にご奉納です。
さあ、一二週間ほど天日に干しましたら、今度はいよいよ
脱穀作業です!!
新米は11月23日の新嘗祭にご奉納させていただきます。
今年も稲荷大神様、誠にありがとうございます。
御参加いただきました皆さま、本日は誠にありがとうございました。
お疲れさまでした!!! (*^-^*)