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2022-11-23

🌸暦の吉凶の日とは? 「観る」という事、とは?  その①六曜

皆さま、こんにちは。

光明稲荷神社 神職 髙野みどりです。

今回は、「暦の吉凶の日とは?「観る」という事、とは? その①六曜」です。

 

「土地を売ることになりましたが、いつの日が良いでしょうか」

このような、土地、家に関する事、何かの祝い事、

清め祓いなどの日取りを取り決めたりする為のご相談が良くあります。

日本人は古くから吉凶を「暦」を頼りに決める事が習慣としてあり

暦師によって暦を使い様々に判断されます。

 

しかし、「暦」とは言っても本当にいろいろなものがあります。

私も占い、タロットカード、暦は嫌いではありませんし

むしろ、興味深く考えております。

神道でも暦は必須アイテムですから。(*^-^*)

 

私は、陰陽道の暦、神道気学など色々、用途により使う事はもちろんありますが、

全てを暦だけで決める、という事は致しません。

何故かと申しますと、一言で暦、と言っても数多い種類が存在します。

全て同じことを言っているかと言えばそうではありませんし

同じ日を観ても暦によって鑑定結果、内容は千差万別。様々にあります。

又、私は鑑定するのに暦と共に、地相家使いますので、これはもう、、

膨大な内容となります。(;’∀’)


暦も占いはあくまで統計学です。

私は暦を否定するつもりもなく、使う事は間違いではありませんが、

あくまで助言、目安、として使われるのがよろしいかなと思っています。

人生の決断、指針を決める為に全てを、この占いに頼ってしまっては

少し無謀かもしれません。

つまり、暦をみすぎて、動けなくなるからです。

これは、地相家相も同じです。

本来、観なくてはならない大切なことが観えなくなってしまうからです。

 

例え同じ日に生まれたとしてもその方の前世からの魂のカルマも違います。

そして、それに前世、現世に於いて纏わる霊的な関わりも違ってきます。

そんなことを考えると、「観る」ということは、大変な作業なのです。

 

もちろん、その方によって諸説、ご意見は様々にあろうかと思いますが、

私の場合、日を観る時は、その方の全てに於いてを観ていきます。

関わる人達やご家族、その観たい場所などの写真などを元に。

暦と霊視をして、私の判断が正しいか否かをご神仏様にお伺いして

足りないところを含めてご神託を戴き、良き日、また、改善すべき

事が必要ならば最良の法をお伝えしております。


さて、それでは折角、暦のお話をしておりますので

数多い暦の中から今回はちょっと簡単ではありますが、

六曜のお話しをしましょう。

※この六曜の暦の解釈を始め、暦の出所によって内容が違うので

これが全てではない、いう事をご了承ください。

 

皆さんの馴染みのある先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口

で占う「六曜」。これは、古く中国では時刻の吉凶占いに

用いられてきました。

けれども、日本に伝来してからは日の吉凶を判断する方法として

用いられるようになりました。

しかし、これは俗信とも言われ暦師によってまちまちですので

どれが正しいと言う定説はないようですね。

六曜は、日に配して吉凶を表します。

まず、一月(旧暦)一日を先勝、二月一日を友引、三月一日を先負、

四月一日を仏滅、五月一日を大安、六月一日を赤口として

次の順序で日々循環します。

そして、七月一日には再び先勝に戻り八月一日には友引以下

各月前に書きましたような順で繰り返します。

 

まず、先勝(せんしょう)の日ですが、「急がば勝ち」と全て積極的に

行動する事が勝ち。午前は吉、午後は凶。

 

友引(友引)の日は午前は利益なく、夕刻、吉。

友を引くと書くことに由来して特に凶事に忌まれています。

 

先負(せんぷ)の日は、平静を守って吉。午前中は凶。

午後は吉。急用や公事を避ける日。

 

仏滅(ぶつめつ)の日は、吉凶なし。物滅の音が転じて

仏滅になったとされます。

つまり、仏さまの命日とは全く関係がないのです。

万事に凶といい、特に結婚や開店などの新しく始める事に

不吉であるとされて避ける人が多いですね。

 

大安(たいあん)の日は、吉日にて万事、進んで良い日。

 

赤口(しゃっこう)の日は、祝事には大凶とされ、

「赤」が火や血を連想させることから火の元や刃物による

ケガに気を付ける日とも言われています。

午の刻(昼、午前十一時頃から午後一時頃まで)だけが吉で、朝夕は凶。


この六曜の他にも七曜星、十二直、二十八宿、など

星を元にした暦は様々にありますね。

このような暦の読み物などを読むととても奥深く興味深いものがあります。

神社などで戴く暦など、手にとって見てみると太古の人達の

自然に対する崇敬する姿勢が感じられます。

当たる当たらないは別として、大切にしたい日本の文化、伝統です。

 

次回に又、機を改めて他の暦のお話しが出来ればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※この記事は、2011/11/14の内容を少しリライトして掲載したものです。

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