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2022-11-02

🌸前世でのご縁が再び、ご縁を結ぶ

皆さま、こんにちは。

神職、スピリチュアルヒーラー 髙野みどりです。

今日のお話は、「前世でのご縁が再び、ご縁を結ぶ」です。

「あれ?何か逢った事があるような気がしますね」

「初めてお逢いしたのではない様な気がします」

「この神社に参拝すると何故か落ち着く感じがします」

「この神様とは何かあるような気がしてならない」

などなど・・。

このような感じ、時々、ありませんか?

 

今生でご縁がある方々とは皆、何かしら前世でご縁があったり、

ご先祖様同志のご縁で現世でもご縁を戴いているのです。

神様とのご縁も例外ではありません。

ご自身の先祖が崇敬されていらした神々からご神徳を受け継ぎ、

子孫である皆様が今の世でもご縁を戴く事があります。

けれども、これは全ての方という訳ではありません。

 


ご先祖様達が徳を積まれた事により、子孫である皆様にも

神様の大神徳が戴けたと言う訳なのです。

ですから、神祀りが許され、ご神縁を戴けると言う事は

特別な事なのです。

 

私のお話をちょっとだけしますと・・・

稲荷大神様は、私のご先祖様の守護神様であられました。

また、私も畏れ多くも伏見稲荷大社の宇迦之御魂大神さま

とのご縁を戴くことが叶いました。

 

お恥ずかしい話、幼少時からご神仏様への帰依はあったものの、

特にご神縁と言う事は考えた事もなくおりましたから

稲荷大神様にご先祖様の代よりずっと、ご守護賜っていると

いう事を存じ上げましたのは、私が様々な霊的な経験をして、

やっと、ご神仏さまの世界を学ばせて戴いてからと

なりますから、随分と後になっての事でした。

 

今まで、稲荷大神様と自身との事では本当に多くの疑問がありました。

未熟ながらも、色々と調べて行くと、疑問であった点が全て、

線で繋がったのです。

それまでは、何故、この宇迦之御魂大神様なのか?

何故、伏見稲荷大社に参拝する度に涙が出る位、

嬉しくて感動するのか? 穏やかな安らかな気持ちとさせていただけるのか。


 

京都に来ると、あー、帰って来た、落ち着く!!と思えたのか…

これは全て、過去の出来事を知り、今を生かさせていただく事の意味、

私は何をすべきなのか、を改めて気づかさせて戴くため。

全ては、私の歩むべき道を知る、そういうお導きだったのだと

初めて悟りました。

 

私の先祖の方々は、日本三大稲荷の一つとも言われる神社を建立し、

また、京都御所内にご鎮座される稲荷社でもご奉仕をしていました。

そして、私の日々の指導育成、御守護をして下さるご眷属さまも

その神社に関わりの深い存在でいらっしゃいました。

 

私のお仕事でお世話になっている方々やご相談者様、友人、などの

中でも神様の繋がりが深くあったり、ご先祖さま同士が

お知り合いだったり、前世での繋がりがあった事などが

霊視をして分かり、その方たちとの再会にとてもビックリすると同時に

懐かしく、嬉しく、そして光栄に思いました。

 


こう考えると、ご縁と言うものは、本当に不思議でなりません。

でも、偶然に出逢う、と言う事は決してないのです。

親、兄弟、夫婦、子供、友人、仕事仲間、上司、先生、、、などなど。

よくも悪しくも、ご縁というものは必然にして起こります。

なんで、こんな人に出逢ってしまったのだろう。

こんなひどい家庭、親の元に生まれてしまったのだろう。

何故、こんな素晴らしい人と出逢えたんだろう。

本当に様々に色んなご縁って、ありますよね。

出来れば逢いたくなかった、早く離れてすっきりしたいのに、

そんなご縁も無きにしも非ず。(;’∀’)


けれども、もしも、悪しきご縁があったとしても、

今生で正道を歩んでいけば、必ず、新たな正道での出逢いが

出てきます。

人とのご縁は魂の学びのステージごとに、

その都度に変化していきます。

一生懸命に魂を磨いていく中で通らなければならない道、

体験をしっかりと学び進んでいくと

邪のものは自然と排除、段々と淘汰されて正しき道へと

導かれて行くのです。

 

あの世とこの世は一繋がり、と良く私は申し上げますが、

まさに、その通りなのだとつくづく思っております。

前世は今生に続き、来世に続きます。

輪廻転生。まだ、私たちの御魂は旅の途中、、、。

いろんな出会いがあるのです。

この事については、賛否両論ありますね。

私は随神の道を歩ませて戴き、畏れ多くも稲荷大神様の

お使いをしております。

それと共に、仏様からの御加護も戴き生かさせて戴いております。

 


神道の死生観の考え方の一つには、人が亡くなると山に帰り、

氏神様となって子孫を守護するという考え方があります。

つまり、仏教のような輪廻転生の考え方はありません。

私は神職の立場から、そしてこの未知なる世界の事を

輪廻転生の存在の有無に対して声を大にして論ずるべき

ではないかもしれません。

 

けれども、私の今までの体験として、

実際に、生まれ変わりの動物たちのお手伝いを

させて戴いておりますことから、

少なからず、輪廻転生があるということを信じて

お役をさせて戴いております。

ということで、神道、仏教の死生観。どちらが正しいのか?

というよりも、どちらの見解にも縛られない、どちらもありうる、

のでは?という考え方が今の私の考えとなろうかと思います。

 

このことについては、現段階としては、私としては

まだまだ色々な体験、勉強をしていくべきかと思っております。

もしかしたら、新たな発見があるかもしれません。

ですので、確固たる結論はまだ、途中経過、

という事でご理解いただければと思います。

 


さて、今回のお話、「前世でのご縁が再び、ご縁を結ぶ」

戴いたご縁とは?御霊の成長のため。

だから、今生で戴いた尊き良きご縁は大切に、

悪しきご縁も自身の成長のため。

辛い事もありますが、この先の魂の後世に繋げなくては

ならないと感じております。

 

学ばせて戴けることに本当に、神様、先祖様に感謝です。

皆さまにとって「ご縁」とは、どのようなものでしょうか?

新たな気付きがあるかもしれませんね。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

※この記事は、2011/10/22の記事をリライトしたものです。

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