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2022-07-02

🌸令和四年七月一日 光明稲荷神社 月次祭 「一瞬一瞬を大切に」

皆さま、こんにちは。

光明稲荷 神職 髙野みどりです。

令和四年七月一日 光明稲荷神社 月次祭

執り行わさせていただきました。


 

今年の梅雨は例年に比べて一か月位、

早い梅雨明けだったそうですね。

本日も朝から強い日差しが照り付けて

いよいよ、夏本番、という感じでした。


 

昨日は無事に夏越大祓式、終了し、

今年後半期が始まり、

後、半年で今年も終わります。


 

若い頃は何も考えずに(?)突っ走っていた。

何も怖がらずに。

そして、年月が過ぎゆくことに対しても

あまり頓着が無かったように感じます。

いつも全速力でしたから、止まることを知らず

気づかなかったのかも。

 

トンガっていたあの若き頃とは違い、

今は年を重ね、歳を取りました。

あの頃よりも少し慎重に物事を見れる様になりました。

過行く時、一年、ひと月が早く感じられ

時の大切さを感じられるようになりました。

一瞬一瞬を大切に生きたいと思う様になりました。

 

それは、親の介護をするようになってから。

外で生活していた病気の猫ちゃん達と

ご縁を戴き、お世話をするようになってからでしょうか。

命のこと、沢山の大切なことを学ばせていただきました。


 

時は過行くもの。

そして、過ぎたときは決して戻らない、過去の歴史となります。

それが例え、後悔あること、残念なこと、であったとしても

その時の自分は、精一杯、一生懸命でした。

 

過去は、己の歴史です。

通らねばならない道です。

どんなに悔やまれることも、怒りしかないことでも

その時の出来事を嘆き悔やむことよりも、

いかに、その時のことで学び、未来に向かって

経験を積み上げていくことができるか。

その時の尊い体験を宝に変えていくことができるか。


 

言葉で言うは易し、ですが。

私も人並みに家族、病気の愛猫たちを

沢山、見送ってまいりました。

今、後悔が全く無い、ということはありませんし、

未熟な不甲斐ない自分への怒り、そして、

失った存在への哀しみ、、、

これからも癒えることはないでしょう。

 

でも、それだからこそ、今を生きる。

今を生かさせていただく事への感謝。

一生懸命に生きぬいた家族、あの子たちの為にも

一瞬一瞬を大切にしたい、そう思っております。


 

さあ、いよいよ夏本番。七月です。

暑さに負けず、というよりも暑さと仲良く(笑)

元気に参りましょう!!


 

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