家屋敷地清祓並改修工事報告祈願祭
皆さま、こんにちは。 光明稲荷 神職 髙野みどりです。
本日は、令和三年十二月二十二日。
清々しく晴れて、昨日よりも幾分、温かな日となりました。
出張外祭、「家屋敷地清祓並改修工事報告祈願祭」
の ご奉仕させていただきました。
この度のご依頼者様ご家族様とは、長きに渡り
ワンちゃんたち、ご依頼者様方のセッションを始め、
伏見稲荷大社よりご分霊を賜られた時には
神棚報歳のお役、また、その他、大切な時々の神事などなど
たくさんのお役をさせていただいております。
ワンちゃん達、動物たちに対する愛護の精神、
また、神様に対する崇敬のお気持ちもお持ちの
素晴らしい方々でいらっしゃいます。
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今回は、会社でお使いになられます書類などの置き場所、
倉庫としてお使いになられるとのことでご購入された物件。
ご購入されたこと、清め祓いとリフォームされることについて、
神々様にご報告する御祈願の神事でございます。
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私どもは、人生において様々に大切な行事、出来事がございます。
ご結婚、家や土地を購入される、又は売られる。
赤ちゃんの出生、七五三、ご入学、ご卒業、就職、などなど。
又、庭木を切ったり伐根。 井戸、池を埋める、または作る。
家や土地の買い替え、建て替え、リフォーム、
病気改善平癒を祈る、などなど、、、。
その都度に神様にご報告したり、感謝を込めてお礼参り、
そして願いかなえていただけるようにと御祈願いたします。
この度の神事も人生の中での大切な神事です。
祝詞奏上には、その様々な思いを込めてお作りさせていただき
ました。
まずは、土地、家をお守りする神々、産土神様、
霊的なことを司られる神々、祓いの神の祓戸四柱の神、
そして、ご依頼者様の守護神であられる稲荷大神。
全ての神々に感謝と共にこの度、この家と土地を新たに
使用することに対し御許可いただき、障りがありませんように
全てにおいてのご守護をお願いいたします。
又、リフォーム工事に関してのご報告と
関わる業者が怪我など無く、無事に工事が終えられるように
との願いもお伝えいたします。
そして今後も、ご依頼者を始め、愛犬たち、関わる方々、が
心身が穏やかに幸せに過ごせますように、
また、会社や家が益々、繁栄していきますようにと、
祝詞に託して奏上いたします。
今まで他の人が長きに渡り住まれた住居、土地です。
以前の持ち主の方々の過ごされた日々、
色んな思いがございましょう。
新たに購入される方々が以前の持ち主に変わり、家と土地を
益々、繁栄すべく大切に使わせていただきますよ。
ご安心してバトンタッチしてくださいね。
この家に留まって悪しき禍を起こさないでくださいね、と
思いやりと熱意ある真摯な思いを込めて
神々様の御力をお借りし、
全てを清め祓い、浮遊する御魂あれば
鎮魂(たましずめ)をして説得し、全てを浄化していきます。
「清め祓い、お祓い」=「邪気を追い払う」
多くの皆さまは思われることでしょう。
「祓い」、というのは大麻(おおぬさ)をブンブン振って
「追い払う」という意味では決してありません。
(※大麻とは、神社で神職が祓いの時に振る紙のついた木の棒の
神事の時に使う用具です)
先程も申し上げましたように、清めて浄化するのです。
ただ、落ちた霊、精気を失ったものを追い払うのではなく、
説得して元の清らかな元気な姿に戻す、エネルギーを活性化さ
せることなのです。
そうすることによって、今までの落ちてしまったエネルギーが
再生し、新しく引き継がれた方が安心して使うことが出来るよ
うになるのです。
ですので、私どもが清め祓い神事をさせていただくときには、
必ず、霊的な世界を司る神々、再生させて下さる神々にも
お出ましいただきます。
さてさて、、、
神事は式次第の順に滞りなく進んでいきます。
今回は、ご依頼者様にも神事の中の「散供清め祓いの儀」では
(さんくきよめはらいのぎ)にご参加していただき、
お米と紙垂(しで)と麻を(あさを)を切った切麻(きりぬさ)にて
家と土地を清め祓いと共に感謝を込めて撒いていただきました。
斎主、髙野みどりの後、皆様、お一人ずつ 玉串奉奠です。
神々様にご祈念いたします。
この度の神事も清々しい気持ちで無事に
終了することが出来ました。
皆さま、お疲れ様でございました。
ご依頼者さまが営まれます会社が益々、弥栄えられますように
ご祈念申し上げます。
誠にありがとうございました。